

昨日、仕事を終えてから
国立成育医療センター内で行われたグランドラウンド(医局学術講演会)に行ってきました。
タイトル
「米国におけるNICU-NPの現状 :日本にNP(ナースプラクティショナー) 導入は可能か? 」
演者は、以前、このブログでご紹介させていただいた
エクランド 源 稚子 さんです。
来日していらっしゃる稚子さんから連絡をいただいて、
勉強して参りました。
この講演会には、多職種のたくさんの方々が聴講していて、取材の方もいらしていたようです。
稚子さんは、
1987年 渡米
1991年看護学士取得、大学病院胸部外科/循環器科ICUを経て、同大学NICUへ移動。
2002年、新生児集中治療NP専門科卒業され
現在、米国でNICU-NPとして御活躍されています。
ちなみに、NPは米国ではなりたい職種のベスト10に入っているそうです。
(医師、看護師は入っていません)
NPは、米国では、必要性があって確率された職種であるので、
現在の日本国内への導入には高い障壁があるかと思います。
賛否両論、色々なご意見があるかと思いますが、今回、この講演を聴くことが出来て、
稚子さんの米国でのご活躍と、
行動力を間近に感じたことで、たくさんの元気をいただくことが出来ました。
私のしている仕事などは、稚子さんの活動とは比べものにならない程、小さなものですが、
『今、自分に出来ることは何か』
ということを改めて考えさせられたひとときでした。
私が、『網膜色素変性症』と診断された時は、
皮肉にも、眼科に転属になった年でした。
そして、
見えなくなることへの不安から病院勤務を離れたことがありました。
臨床を離れた一年。
色々なことを考え、老人福祉施設で仕事をしながら介護支援専門員(ケアマネージャー)の資格を取得しましたが、
結局、病院勤務に戻ったのは、
『今、自分に出来ること』を最大限にしていきたいと感じたことと、
私を必要としてくれる職場環境があったからです。
私を必要としてくれる場所があると言うことは、
本当に幸せなことだと思っています。
医療現場で仕事をしていると、
年々、高度な医療機器が出てくるし、それに伴う技術力が必要になってきます。
それなりの頭脳も必要ですが、
やっぱり『ひとを看る』ことの重要性を感じます。
20年以上続けてきた仕事ですが、
まだまだわからないことや、疑問が沢山出てきます。
ひとつひとつ解決してきたつもりでいますが、常に学ぶことがあります。
私を必要としてくれる職場環境がある以上、
視力的な限界が来るまでは、『今、自分に出来ることは何か』
と言う事を考えながら今の仕事を続けていきたいと思いました。
もちろん、今の職場での私の必要性が無くなれば新たな道に進む覚悟はしています。
昨日の講演は、
私の中での『看護へのありかた』を改めて考えるひとときでした。
もっともっと、勉強したいと思うし、しなくちゃ!と強く感じました。
*NP(ナースプラクティショナー)
現在アメリカには約14万人存在し、修士以上の専門教育(2−3年間)をうけで各専門NP試験に合格している専門ナースである。
診断、治療、処方、専門によっては必要な医療処置を行なえる専門職である。看護の延長と考える事も出来るが看護の理念に根ざしたフィロソフィーが基盤になっている医療を行なう専門職であり、専門によっては、看護師としての経験が必ずしも必要とされない場合もある。
たとえば、新生児集中治療NP(NICU-NP)は大学院に入学するためには2年間のNICU経験が望ましいとされている。
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